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2009/3/22 インプロワイヤル?
【 2009/04/03 16:16 】
(「遊び」と「学び」のカテゴリを分けることが難しくなってきたけれど、
とりあえず、「遊び」カテゴリの記事にしておこうかと思います)

先日、シャロ嬢の呼びかけにより15人も集まって、
講師の方をお呼びして、インプロ体験をしました。
シャロさま、みなさま、ありがとうございました◎

去年の12月に、シャロ嬢と一緒にインプロ体験して以来、
二度目の体験。
偶然にも、講師の方は同じ方。

1回目とはメンバーが違う中で、どんな感じになるんだろうとか、
楽しみ半分、心配半分。
前回のインプロ体験で、自分の課題とかを色々感じていたので。
他のメンバーさんとの信頼関係とかは全然問題なく、
自分のアイディアを出す恐さとかはまったくなかったのだけれど、
●他のメンバーのアイディアを受け入れる(?)のが苦手
 (相手のポーズとかを何に見立てるか、アイディアが出てこなくて、
 「うー」、とつまってしまう)
●咄嗟に反応できない
という課題意識があった。

でも、私にとってインプロは興味深いものであり続け、
シャロ嬢のブログ記事とかで刺激を受けたりもしていた。

今回のメンバーは、知り合いが多いということで、
はじめましての方々とやるときとはまた違った緊張もあった。
でも、このメンバーとだったら、色んなことが楽しいことになる
ということもわかっていたし、心強さもあった。

例のごとく長い前置きでしたが(笑)、
インプロワイヤルの感想を・・・
思いついた項目/思い出したゲーム内容ごとに、
つれづれと書いてみます。
(not網羅的)
<インプロネーム>
普段呼ぶ呼び方通りの人もいれば、
そうでない人もいて。
最初はなんだか不思議な感じだったし、
呼び間違えないかなーとか思っていたけれど、
インプロモードに入ったら、インプロネームで自然に呼んでいた。
ナチュラルな感じで、モード移行してる。
ふむふむ。

<インプロ的鬼ごっこ>
初めてやったゲーム。
最初は、鬼VS一人ひとりって感じで、
体力勝負のみだった。
(だからすぐに息があがった)
自分が鬼の標的にされてから、
誰と肩を組んで鬼から逃れるかを考えていた。
自分が鬼に狙われたとき、
「助けて」と思っても、言葉にすることは憚られたし、
その「助けて」というのは、特定の誰かに向いていたというよりは、
とにかく誰か(助けて)!という感じだったように思う。
でも、鬼ごっこのスペースを狭くしたり、
何度か捕まる・捕まえられる、逃れる、っていう場面を見たり、
講師の方の動きや発する言葉を聞くなかで、
自分の動きも、全体の動きも、ちょっとずつ変わっていく様子が
感じられたことが面白かった。
後半になると、
自分が鬼の標的に定まる前から、
今もしも鬼が近付いてきたら、
この人と肩を組む(組みたい)ってことを
常に考えるようになったし、
相手ともその思いを共有できているんだな、
と思えることもあった。
(言葉で確認しなくても、視線とか、身体の動かし方とかで)
このゲームは、同じメンバーでやり続けていったら、
一定の方向に収束していきそうなのだけれど、どうだろう。
無駄(?)がそぎ落とされていく気がする。
究極的な境地があるとして、そこにみんなで至ったら、
すごく高揚した気分になるかもしれない。
その境地の先は、どうなるんだろう。
また別の変容があるのか、つまらなくなって終わりとなるのか。
とても興味深い。「遊び」の在り方として。

<握手と名呼び>
たかこ嬢が、名前を呼ぶときの調子に変化をつけていて、
それが伝播した感じがあったことが印象的。
このやりとりのなかで、あそこまで弾む雰囲気になることが
できるんだなぁ、と。
ハッケン。

<視線キャッチボール>
最初の方にやったゲームだけれど、
今回のインプロワイヤル全体を振り返ってみて、
個人的には、全員での一体感を一番感じたゲーム。
みんな、わりとさりげなくやってのけていたけれど、
あのとき、あの場ではすごくハイレベルなことが
起こっている!
とシャロ嬢と二人、興奮してました。
だって、私が初めてインプロを経験したときには、
あんなにスムーズに進行しなかったし。
相手に対してしっかりと呼びかける、
そして、それをしっかりと受け止める、
っていうことがどんどんつながっていって、
キャッチボールの線が見える感じでした。
演出家である竹内敏晴さんの『ことばが劈(ひら)かれるとき』
という本をちょっと思い出した。
言葉の表面的なやりとりとかではなく、
もっと深いところ。

<ひと文字ゲーム>
途中、意識の仕方が変わってから、
私もみんなの動きもガラリと変わった気がしたゲーム。
変化が大きかった。
最初は、自分が、
「こういう向きでこの文字を作るんだな」
と思い込んだ見方でしか場を見れなくて、
だから、その見方をみんなにわかってもらうことしか
考えていなくて、
そのために、自分は動かない、という判断をすることが
多かったように思う。
一通りの見方をしたら、それに満足して、
他の見方の可能性を探らず、その上にあぐらをかいていた、
ともいえる。
でも、いくつかの文字を作ってみて、
講師の方のコメントとか聞いたり、
インプロに慣れているメンバーの動き方を見たりして、
(修正する。自分の位置を柔軟に変える)
別の見方もできることを知った。
そして、文字のポイントとなる箇所を
真っ先に動いて作ってくれるメンバーも出てきて、
文字を作るのが、すごくスムーズになった。
あの変化を体感できたのは面白かった。
視線キャッチゲームとは逆に、
インプロの一回目の体験では、
あまりにスムーズに進行していたゲームだったので、
こんなに色々気づくことはなかった。
一回目のときは、他のメンバーさんが
色々やってくださっていて、最初から上手くいってたんだなぁ、
と今回気づいた。

<ジェスチャー伝達ゲーム>
円になって、ジェスチャーを伝達していく。
真似をするって、完璧なコピーではなくて、
積極的な自己表現だなぁ、ということがすごく見えるゲーム。
(遊びにおける模倣について考察してたりするので、
思い入れがあったりするのです)
なるべく忠実に真似しようとしているはずなのに、
どんどん変化していくもの(笑)
不可抗力で生じた変化であっても、
それが修正されずにそのまま伝達されていって、
面白さも支えている。
「受けとめられている」感覚を感じやすい。
真似されて嫌なこともあるかもしれないけれど、
これは真似されて嬉しいパターン。
幼稚園でも、子どもの真似っこしたりする。
「あなたに興味がありますよ」メッセージ。

伝達していくジェスチャーが増えていくと、
面白さとどきどきの緊張感(スリル?)が増す。
今回は、最大4個になって、それがしばらく続いた。
みんな、すごい集中力。
4種類のジェスチャーが今どこらへんを回っているのか、
(しかも逆回しも適宜可能なので、動きが読みきれない)
広い範囲に身体や気持ちを向けておく必要があるゲーム。
恐くはないんだけれど、ドキドキはたっぷり。
私が遊びの考察で依拠してたりするガダマーさんは、
『真理と方法 1』っていう本のなかで、
遊びにおいて、「現実に緊張が欠如して」いるわけではないけれど、
「現象学的に言えば緊張感」が欠如しているって言ってて、
その区別が、やっと(笑)腑に落ちた感じがする。
日常とか人生のあれやこれやに関わってきちゃうような
恐さとかっていうことは生じないんだけれども、
どきどき・スリルっていうような緊張はある、っていうのは、
「うん、確かに」、と今回のインプロワイヤルをやって、しっくりきた。

[書いているうちに、浮かんできたことメモ]
幼稚園での遊びだと、例えば、積み木を高く積んでいって、
「あぁ、崩れそう・・・」っていうドキドキは確かにある。
でも、その積み木が崩れたことも楽しめちゃう子どもがいる一方で、
その積み木が崩れることで、気持ちも崩れる子もいる。
なので、少なくとも、一緒に積み木で遊んでいる私は、
その子の日常に関係する範囲での心配もしてたりする。
それは多分、子どもたちにとって、生活と遊びが
分かち難いものだからかもしれない。
そして、このことは、子どもたちと関わる者として、
私が遊び手になりきれない(なりきらない)ということとも
関係しているように思う。
幼稚園の先生方は、私なんかよりも全然色んなことを
配慮しながら子どもたちとかかわっていらっしゃるし。
ここらへんふまえて、遊びの考察を進めるのもいいかも。
深いとこにはまり込む気もするけれど、
まぁ、はまったらはまったでいっか(笑)
ホイジンガさんも遊びにおける緊張について何か言ってたなー。
遊びは、緊張と緊張からの解放の繰返し、というようなことを。
(うろ覚え)
なんかまた違う意味での緊張だと思うけれど、
とにかく、読み返してみよう。


で、ジェスチャーゲーム自体の感想に戻ると・・・
気づいてもらえるように、相手に伝達するっていうことの
大切さを感じた。
私の右隣がちり氏だったのだけれど、
ジェスチャーが4種類回っていたとき、
私の左側から回ってきたジェスチャーAを
ちり氏に回そうとしたのです。
なんとなく、
ちり氏の右側から別のジェスチャーBが回ってきていることを
感じつつ、
でも、私はちり氏の方を直前に確認しないままに、
左側から回ってきたジェスチャーAをして、
ちり氏の方を向いたのでした。
(ぐるりと回って手を叩くジェスチャーだったので、
余計に反対方向を見ずにジェスチャーAを開始していて)
でも、私がジェスチャーをし終えたとき、
ちり氏は右側から回ってきていたジェスチャーBを
受けとるために、こちらに背を向けていて、
私が送ろうとしたジェスチャーAに気づかない、ってことがありまして。
で、私は、ちり氏から送られてきた別のジェスチャーBを受けとって
左側に回してから、改めてジェスチャーAをちり氏に送ったのでした。
それは受けとってもらえて、回っていった。
ちり氏に無理に回さなくても、ジェスチャーAを右に返して送っていく
という選択肢もあったなぁー、と後で思って。
回ってきたジェスチャーをどちらにまわすか、
自由に決めてもよいと思うけれど、
周りの状況から自然に判断が決まってくるということも
あるんだなぁー、と思いました。
伝えるなら、相手に気づいてもらえる仕方で伝える、
ということ。
受け手の方が、他のメンバーが発しているものに
気づこうとする構えを持ってくれている、ということも
同時に必要だとも思うけれど。

インプロワイヤルの前日(夜中)
シャロ嬢と彷徨いながら、うちに帰っている間に、
インプロにおける「無茶ぶり」について、
2人で話したりもしたのだけれど、
そこでは、相手が求めたこと(意図したこと)に
「気づかない」っていうことが起こっている、
ということを聞いたのを思い出した。
インプロワイヤルの後観に行ったワンコインショーは、
インプロ経験の長い方が出演していらっしゃったけれど、
その舞台においてさえも、
「気づかない」っていうことは起こったりするんだなぁ、
ということは驚きでもあった。
(出演者の方同士では、気づきあっていて、
それに対して明示的にイエスアンドしていなかっただけで、
気づいているよサインを出し合っている、ということが
起こっていたのかもしれない。
だからあくまで、私が見えた限りの話だけれど)

ちなみに、ワンコインショーは、
スピーティーでエネルギッシュで面白かったし、
インプロワイヤルでやったのと同じゲームを
やっていても、なんだか別物みたいで、
見とれた。
でも、だからこそ、
「すごい」っていう言葉で片付けずに、
そこでどういうことが起こっていたかを自分なりに
捉えておきたい気がする。
(サロチリ8月号で、
「美味しい」という言葉を使わずに、
ケーキの美味しさを伝えようとしていたように)


うわ、予想以上に感想長い・・・
まだ半分くらいしかふり返ってないのに(笑)

てなわけで、インプロワイヤル?に続きますー。
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コメント


ふふふ、いいねぇ、いいねぇ。

>視線キャッチボール
あれはすごかったね。
トライアルの時は3コくらいまで増えたよね。笑
あれだけの人数で、1つのフォーカスを追っかけられたのは面白かったなぁ。
みんなフォーカスを持つことに積極的で、持っていることが割と態度に表れやすかったのもあるかもね。フォーカス持ってる人はなんかうきうきした感じが全面に出てた。笑

>ひと文字
これはねー、トライアルの時が上手く行き過ぎてた気がする。
ベーシックの初回もインプロワイヤルと同じくらいの出来具合でした。
「地」が1発で10秒で作れるのは今思うとかなりすごい。
集団によって、何が得意で何が苦手ってのも違ってくるんだろうね。
シャーロン URL [編集] 【 2009/04/03 23:13 】


またひとつ思ったことが出てきたので、コメント。しつこくて申し訳ない。

>幼稚園での遊びだと、例えば、積み木を高く積んでいって、
>「あぁ、崩れそう・・・」っていうドキドキは確かにある。
>でも、その積み木が崩れたことも楽しめちゃう子どもがいる一方で、
>その積み木が崩れることで、気持ちも崩れる子もいる。

これは大人のインプロでもそうかも。
展開の破綻を面白がれるプレーヤーもいる一方で、
自分のアイディアを否定されたように感じて
凹んだり、テンションが下がるプレーヤーもいることもある気が。
大人の方が表に出さない、という面はあるにしろ。
あと、クラスだと、そうならないように
先生が上手くフォローに入ってくれるけど。

そう考えると、全員が面白いと思えるインプロが成立していることって、
つくづく奇跡だなぁ、と思うのです。
シャーロン URL [編集] 【 2009/04/04 11:01 】
☆シャロ嬢

わぁ、丁寧なコメント二つも、ありがとう♪
嬉しいです◎

>みんなフォーカスを持つことに積極的で、持っていることが割と態度に
>表れやすかったのもあるかもね。

確かに(笑)。うきうきしてたものね、みんな。押さえきれないうきうき感があたり一帯に漂ってた。伝播してた!
日頃の遊びっぷりがいかされていたね(笑)

>>ひと文字
>これはねー、トライアルの時が上手く行き過ぎてた気がする。
そっかー、そうなのかぁ。ベーシッククラスの方々でもそうだったのか。そうね、「地」が10秒で作れたのって、改めてすごいことだね!
人数も多くなかったし、画数的にわりとぎりぎりだった気もする。なんで作れちゃったのか、よくわからないままだけれど、とにかく楽しくて興奮したことは覚えてるなぁ(笑)

>展開の破綻を面白がれるプレーヤーもいる一方で、
>自分のアイディアを否定されたように感じて
>凹んだり、テンションが下がるプレーヤーもいることもある気が。
ふむ、大人のインプロでも起こるのか。そうだね、顕在化する前に、講師の方が上手くフォローしてくださっているんだね、きっと。
講師の方のフォローの仕方も、難しいよね。講師の方のフォローが入ったこと自体に凹むこともありうるわけだし(あれ、私、イマイチだったのかな、とか)。
そこらへん、スマートにやれちゃって、面白さを支えてくださってる講師の方、すごい・・・
ほんとに、奇跡的と思えることが色々起こっちゃう場なんだねぇ☆
みち URL [編集] 【 2009/04/04 17:12 】
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